全国 どんぶりを探す旅③ (東京 上野 武骨相傳)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年末の連休に東京まで行って参りました。

 

まずは銀座和光に。

 

やはり一般向け食器で一級品を占めているのは有田焼や九谷焼の作家物ですね。

 

おや?その中に見たことある商品がありました。

 

快山窯と言って土岐市駄知町という所の窯です。

 

人間国宝の塚本快示氏が開いた窯で、青磁や白磁の精巧な細工絵を得意とする窯です。

 

 

 

 

 

銀ブラ後は浅草方面へ移動。合羽橋へ。

 

最初は業務用食器を色々チェックしようと思っていたのですが・・・・

 

地元で作っている商品ばかりで自分としては正直見る価値なし。

 

10年前から変わらない商材ばかり。

これだけ流れが速いと言われる現代で同じ商材が通用するってすごいね。

 

もしかしたら業務用食器、特に陶磁器に関して90%以上は美濃焼かも知れません。

 

これだけ作っているのに地元には合羽橋のようなフラッと寄れる業務用を専門に扱ってる商店て無いんですよね。

なので、地元に来ても展示会などで地元商社等にアポを取っていないと業務用の器を探すことは困難です。

地元にも合羽橋のような地域があったらもっと町の活性化になるのかな?

業務用じゃあ集客力は弱いかな?

 

話はズレましたが合羽橋の中でもオーラのある店舗を発見

「釜浅商店」という包丁や鉄器を扱っているお店のようです。

 

中は外国人の方がかなりいました。

 

みなさんの目的は包丁のようです。

 

とくに日本の包丁・ナイフには刃紋があるものが大人気の模様。

 

そう言えば関の刃物商の人に聞いた事はあったけど、実際に目の当たりにして驚きです。

 

 

夕食をとるため上野に移動

 

麺屋武蔵 武骨相傳

 

 

武骨相傳にて頂くこととしました。

 

つけ麺は1.0Kgまで増量可能との事でしたが、絶対に食べれないので300gで注文。

 

うーん満足満足。

 

お腹いっぱいです。

 

 

相方は黒のつけ麺を頼みました。

 

焦がしにんにくの香が食欲を刺激します。

 

断然自分は黒の方が好みです。

 

今度来た時は黒にしよう

 

どんぶり屋のどんぶり評

 

武骨相傳さんの生地は外黒内白の2色塗分けです。

 

白の磁器というのは日本各所で多く製造されています。

 

有名な所では有田焼などがそうです。

 

中国やマレーシア、ベトナムなどでも大量に作られています。

品質についてもそれなりの物が出来てきます。

 

ではなぜ私が日本製とくに土岐市での生産にこだわるのか。

海外で作らせたほうが安くできるのならその方が儲かるのでは?

 

そんな質問を受ける事もあります。

 

地元を活性化させたい、海外生産はリスクがある、そもそも英語得意じゃないし・・・etc

 

色んな理由が浮かびます。

 

ただ、ハッキリ言えるのは、弊社の商品をこの土地以外では製造不可能だからです。

技術的にとんでも無く大きな隔たりがあるのです。

 

先程、白の磁器は海外でも作るれると書きました。

では、海外や日本の他産地では作れないものは何か?

 

それは、色釉磁器です。これは美濃焼独自の技術だと言っても過言では有りません。

 

なぜ作れないのかを書き出すととんでもない文章量になるので、割愛しますが

簡単に言えば、発色させる鉱物と生地との相性があるため、土を天然物のみに頼らず、様々な物の配合から作ってきたノウハウが美濃焼の窯元には大いに集積されているのです。

 

話がズレましたが、武骨相傳さんの様な一見シンプルなデザインに見えても、意外にも製造しようと思うと中々できる所がないと言う話でした。

 

勿論、見た目だけ同じ物を作ろうと思えば中国でもどこでも作ることはできますよ。

ただ、本来業務用として備えるべき品質は期待すべくもありませんが・・・・